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葉酸摂取とうつ病に関連性があるかも

 野菜,果物などに含まれる葉酸(ビタミンBの一種)の摂取量が少ない人ほど,うつ症状の割合が高い傾向にあるとのニュースが,11月18日の河北新報に載っていたものですが,インターネット上でも各ニュースサイトで同様の記事が出ていたので,他の新聞等でも報道された全国的なニュースなのでしょう。

 調査は,福岡県の老若男女約500人を対象に,過去1ヶ月に食べた食事から各栄養成分の摂取量を算出すると共に,うつ症状の有無をヒアリングし,摂取した各栄養成分とうつ病との関連を検討するという方法で行っています。欧米では既に類似の研究結果が報告されているということですが,日本国内で葉酸とうつ病の関係を明らかにした研究は今回が初めてとのことです。

 葉酸というと,医療や食物栄養に関係する人以外には全く馴染みがない言葉だと思います。読み方は”ようさん”で”はさん”ではありません。ビタミンM,ビタミンB9,プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる水溶性のビタミンです。

 厚生労働省の食事摂取基準によれば,成人男性および成人女性の葉酸の推定平均必要量は200μg,推奨量が240μg,上限量が1,000μgとなっています。また,妊娠婦の場合は成人女性よりも多く必要で,推定平均必要量は370μg,推奨量は440μg,授乳婦の場合も同様で,推定平均必要量は280μg,推奨量は340μgとなっています。

 葉酸を多く含む食品は緑黄色野菜,果物です。レバーにも多いのですが,調理や長期間保存による酸化により葉酸は分解しますので,新鮮な緑黄色野菜や果物が良質の葉酸供給源と言えます。

 人間の体内において,葉酸がどのようなメカニズムでうつ病を抑えているのかという科学的な裏付けがされたわけではありませんので,まだ葉酸がうつ病を抑えるとは断言できません。今の段階で葉酸の効用を過信するのは危険だと思います。しかし,いずれ近い将来,葉酸とうつ病の因果関係は証明されることになるでしょう。現代は由々しきことに心を病む人が増加しています。野菜や果物を食べるだけで,あるいは葉酸のサプリメントを摂取するだけで,心の病が軽減できるようになったら,少しは良い社会になるでしょう。ハイ!


*本記事は,10月18日の河北新報・朝刊のニュース記事を参考にして作成しました。
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